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2009/8/ 1
小林武史監修によるap bank fes '09回想(9)

回想のラストは、Mr.Childrenです。


【Mr.Children】

ミスチルは、速報でも言ったかもしれないけれど、
僕が思うにはap bank fes史上最高のパフォーマンスであり、
曲順も素晴らしかったと思います。
ツアーでもそうだったけれど、
『エソラ』がある喜びはすごい大きなものだったし、
『彩り』が、このフェスで産声を上げたという歴史も、
何度確認しても胸にこみあげるものがあるし、
そういった意味では
『タダダキアッテ』/『タガタメ』という曲のありようも、
ap bankが誕生したあたりの時期に、
今も痕跡を残しているような気がする。



そういう意味では『and I love you』や『僕らの音』というのも
(まあ、カップヌードル繋がりというのもあるけど)、
すごいダイナミズムで、世の中と呼応してきたなと思うし、
もう少しさかのぼれば、
人間の生死のことを実感せずにはいられなかった
桜井の病気のことと『蘇生』という楽曲が誕生した流れも、
もちろんこのap bank fes '09のMr.Childrenのパフォーマンスにも
脈々と繋がってるんだと思います。

その曲の中で『終わりなき旅』は、
そのタイトルの意味を象徴するように
新しいアレンジと共に新たな次元に突入していたと思う。
そのやりきったエネルギーが、この '09のミスチルのパフォーマンスの
すべてを象徴してるような出来映えだった。



もう一回でてきちゃうけど、最後にやった『僕らの音』は、
Bank Bandの流麗さとは全然違う、でこぼことした音のつらなりで、
でもやっぱりこのフェスをすべて繋いでくれた演奏だったと思います。


『to U』は、鍋に入った具材の旨味をすべて吸った大根のように、
毎日いい感じでした。


そんなわけで、足早に振り返ってきましたが、
もう少しeco-reso webでは
振り返りモードを続けていきたいと思います。

詳しいことはまたメッセージを読んでください。
では。

小林武史 fes回想録
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