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2009/8/ 4
eco-reso 編集部編 ap bank fes'09体験レポート「ワークショップ」(3)

引き続き、eco-reso編集部員が体験した、pihaのeco-reso boothで行われたワークショップをレポート。今回は、最終日の様子をお届けします。


◆7月20日(月)
大きな天気の崩れもなく、無事に最終日を迎えました。今回、私たちが日頃身につけるものに、当たり前に使われているケミカルなものを、改めて考えさせられるワークショップになりました。


タンニンなめしのエコレザーで編むブレスレット


ファッションブランド「genten」のワークショップでは、普段、鞄などを作る際にでた、落ち革を使ったブレスレットづくりを楽しみました。職人さんに教わりながら、くるくると革を編み込むと、あっという間に立派なブレスレットの完成です! 電熱ペンを使いブレスレットにメッセージを書きこむことも可能で、fesの思い出をブレスレットに刻む参加者の方々もちらほら。
動物の皮はそのままだと、固くなったり腐敗してしまったりするそう。これらを防ぐために「なめし」の作業が必要なのですが、gentenの革は科学薬品を用いた「クロムなめし」ではなく、環境に優しい植物性のタンニンでなめしています。「タンニンなめし」は、古くから行われている手間のかかる手法ですが、使い込むほどに増す、革ならではの風合いが楽しめます。
ブレスレットを作ってから約2週間が経ちました。あれから毎日身につけているのですが、薄いベージュだった色味は徐々にアメ色に変わり、革自体も柔らかくなってきました。これから、どんなふうに私の腕に馴染んでいくのか、楽しみです!


(編集部:T)


古布を活かして作ろう布ぞうり


毎年大人気の、布ぞうりのワークショップ。今年も暑さに負けず、たくさんの方々がご参加くださいました! 実は、昨日も参加しようとブースにやって来たのですが、すでに予約でいっぱい。あわてて今日の分の予約を取ったのです。
今回、布ぞうり作りを教えてくださったのは、地元掛川市のNPO法人「いやし処 ほのぼの」。このNPOでは、高齢者や退職者の方々に手づくりを体験してもらい、手先を使う楽しさを知ってもらうと同時に、技術の習得や経済的な自立を支援しています。
古い布や端ぎれを活用して作る布ぞうりは、使う布の色や柄、素材によって、表情がガラリと変わるのが魅力。地元・掛川のおかあさんたちに「おばちゃんの真似してやってごらん〜」なんて助けられながら、お子さんがお母さんとお揃いの小さな草履を作っていたり、がっちりした体格の男性がファンシーなキャラクターの布地でかわいいぞうりを一所懸命に作っていたりと、微笑ましい光景が広がっていました。
手作り好きを自負している私ですが、意外と難しくて悪戦苦闘。でも、分からないことを人に聞いたり、作業の合間に他の人の作品をのぞいてみたり......。それは、布ぞうりが与えてくれた、人と人との温かなつながりの時間でした。
そして、やっと出来上がった布ぞうり。履いてみると、ふわふわしていて気持ちいい! このワークショップの、人気の秘密をじわじわと実感できたひとときでした。


(編集部:T)


プレオーガニックコットンサシェ(香り袋)を作ろう


以前に、eco-reso webで紹介したことがある、プレオーガニックコットン。今年のfesのオフィシャルTシャツの素材に使われています。オーガニックコットンとは、3年間農薬が使われていない畑で作られたものを指しますが、ふつうのコットンからオーガニックコットンに移行するまでの間を支援しようと生まれたのが、kurkkuが関わっているプレオーガニックコットンプログラムです。
今回のワークショップは、まずは、インドでのプレオーガニックコットン事情を紙芝居で説明するところから始まりました。お客さんからは「知らなかったけど、勉強になった!」などの声がきかれました。
そして、いよいよサシェ作りです。プレオーガニックコットンでできた巾着に、マークであるはんこを押して、綿を好きなだけ詰めます。途中でほんのり香るラベンダーやローズなどのドライフラワーを加えます。ふわふわに綿がつまったコロッとしたサシェの完成! 
普通のコットンはナチュラルなように思えますが、実はたくさんの農薬が使われていて、農家の人たちの健康を損ねているそう。そんな現実を知っただけでも、このワークショップに参加した意義があるように思います。


(編集部:F)

体験レポ
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