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東京カリ~番長の東京地産地消カレープロジェクト

その2 住宅地に立つビニールハウス

 石原家のお座敷でひとしきり話を伺った後、実際に畑を見学させてもらうことに。それにしても、このお屋敷から一歩外に出れば、団地が立ち並び、車がびゅんびゅん走り、コンビニやファミレスが点在するいたって普通の町である。いったいどこに畑があるというんだろうか?

 周囲を見回すと、ビニールハウスを発見。

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石原さんの畑である。青々とおい茂る里芋の緑の葉の奥に、セブンイレブンの看板や団地が見えるという、なんともユニークなシチュエーションなんだけれど、景色としては意外と町並みに畑が溶けこんでいるせいか、一見しただけではまさかここが江戸時代から続く畑だとは思えない。

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 この辺りの土地は、「黒ボク土」と呼ばれる地質で、落ち葉の腐敗したものなどが50センチほど積み重なってできている。腐葉土の下が赤土だから雨が降った後の水持ちもよく、畑には最適だという。たしかに素人目にも土がいい色をしていて、おいしい野菜が育ちそうだ。この土が次々とアスファルトに塗り替えられてきたかと思うと、ちょっとさびしい気持ちにもなってしまう。

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(続く)

カリ~番長<東京カリ〜番長とは?>

東京カリ〜番長は、カレーをコミュニケーション・ツールとして「ハッピーな空間」を作ることを目標に活動している出張料理ユニットである。日本各地のイベントやクラブなどに出張し、創作カレーを販売。「二度と同じカレーは作らない」ことをポリシーとしている。主に「調理主任」の水野氏名義で20冊近くの著書を発表しているほか、メーカータイアップの商品開発やカレー店へのレシピ提供など実績多数。

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