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東京カリ~番長の東京地産地消カレープロジェクト

その3 手作りの肥料「ぼかし」

 畑の緑の中からいっせいに飛び立ったのは、モンシロチョウだった! 無農薬だからチョウチョも寄ってくるんだろうなぁ。
 鈴木農園では、化学肥料を使わない。

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そのかわり「ぼかし」と呼ばれる肥料を手作りしている。

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米ぬか、油かす(菜種の実を絞ったもの)、魚粉を混ぜ合わせて1ヶ月ほど発酵させたもので、これを根の回りに施すことで、根圏の通気性をよくするとともに、根圏微生物相を豊かにし土壌病害を抑える効果も期待できるという優れものだ。ここの野菜のおいしさをたくさんのモンシロチョウが教えてくれた気がした。
 鈴木農園でとれた野菜は、週に2回、農園の入り口で直売を行っている。

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かつては市場に卸していたが、10年ほど前から直売に変更。今はお客さんからの信頼も厚く、「スーパーに並ぶ商品のように見た目がきれいじゃなくても美味しい野菜なら買ってくれる」という。また、市場は他から出てくる野菜の種類によって自分の育てた野菜の価格が変動することもあるが、直売なら常に安定した価格設定が可能だから計画も立てやすい。
 この直売という方式を取り入れることになったのは、英次郎さんの奥さんが始めたあるお店がキッカケだったのだ。

(続く)

カリ~番長<東京カリ〜番長とは?>

東京カリ〜番長は、カレーをコミュニケーション・ツールとして「ハッピーな空間」を作ることを目標に活動している出張料理ユニットである。日本各地のイベントやクラブなどに出張し、創作カレーを販売。「二度と同じカレーは作らない」ことをポリシーとしている。主に「調理主任」の水野氏名義で20冊近くの著書を発表しているほか、メーカータイアップの商品開発やカレー店へのレシピ提供など実績多数。

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