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東京カリ~番長の東京地産地消カレープロジェクト

その2 トウキョウXが食べるエサのヒミツ。

いろんな豚を見せてもらいながら、ふと疑問に感じたことをたずねてみた。

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「でも、どうしてここでは白豚も一緒に飼育してるんですか?」

「白豚の母豚は乳がよく出るんです。
だからトウキョウXの弱い子を白豚の母に、
白豚の強い子をトウキョウXの母に、
というバランスの取り方が可能なんですよ」

なるほど、それでさっきからどこの豚舎に行っても白豚とトウキョウXとがいるのか。 

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よく考えられているんだなぁ。

「白豚とトウキョウXは、同じエサを食べてるんですか?」

「それがね、違うんですよ」。

通常、豚は飼料効率を考えてトウモロコシをメインに大麦、大豆などを混ぜるパターンだ。ところがトウキョウXは違う。

「トウキョウXは専用にブレンドされたエサを食べるんです。
ふすまや牧草の粉など繊維質の多いものを与えて糞量を増やす」

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「そうすると、なんかいいことあるんですか?」
「大腸の中に菌や嫌な臭いの元が残りにくいから、
豚肉特有の臭さが軽減されるんです」。

なんと、そんなことまでを考えてエサを開発しているのか! 
「さらに成長段階に応じてエサを5種類用意しているんですよ」。

脱帽......。

それにしても

「2~3歳の母豚でこの大きさってことは、オスは相当ですね」

「ちょっと見てみましょうか」。

離乳豚舎を出て肉豚舎へと向かう。

そこでオスと対面して仰天。
で、でかすぎる......。一瞬、牛かと思った(笑)。

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しかも、オスはかなり気性が荒いという。

「一頭ずつ柵でわけてますけどね、
一緒に入れたらどっちかが死ぬまで喧嘩するくらい」。

豚って意外と野蛮な側面も持っている動物なんだなぁ......。


(つづく)

カリ~番長<東京カリ〜番長とは?>

東京カリ〜番長は、カレーをコミュニケーション・ツールとして「ハッピーな空間」を作ることを目標に活動している出張料理ユニットである。日本各地のイベントやクラブなどに出張し、創作カレーを販売。「二度と同じカレーは作らない」ことをポリシーとしている。主に「調理主任」の水野氏名義で20冊近くの著書を発表しているほか、メーカータイアップの商品開発やカレー店へのレシピ提供など実績多数。

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