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東京カリ~番長の東京地産地消カレープロジェクト

その3 牛乳パックに書いてある%の不思議。

夏と冬で牛乳の質が違うのに、
1年じゅう同じパッケージで商品が売られているということに対し、
いまいち納得ができないでいたボクに、
「東京牛乳」を商品化し販売している協同乳業の井上さんが、
牛乳の製品表示について説明してくれた。
 
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「無調整牛乳に書かれている%の表示は、保証値なんです。
つまり、『夏場の乳脂肪分が少ない時期でも最低この値以上は保証します』
という数字が書かれているということです」

「なるほど! では、3.6%と書かれた牛乳でも
冬場は乳脂肪分3.7%以上という可能性もあるわけですね?」

「その通りです」

ふむふむ。なにか、牛乳の世界に隠された(別に隠されているわけではないのだが)
からくりを知ってしまったようで、すごく得した気分だ。

「ちなみに通常多く流通している牛乳は、
乳脂肪分が3.5%以上、無脂肪固形成分が8.3%以上程度なのに対し、
東京牛乳は、乳脂肪分が3.7%以上、無脂肪固形成分が8.5%以上と
どちらも値が大きいんです」

「日本全国にホルスタインはいるのに、
東京牛乳の質がいいのはなぜなんですか?」

「東京の酪農家はその他の地域に比べて規模が小さい。
そのぶん、牛に管理が行き届くんです」

だから牛乳の質がよくなるというわけだ。

特に清水牧場に関しては、
それを強く実感できる設備が揃っていると言えるだろう。

牛の首についたセンサーで搾乳した回数をカウントし、
足につけた万歩計で発情を探知し、
異常があったときにはケータイに自動通知。

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エサを混ぜたりまいたり、足元にたまったふんの掃除までもが
オートメーションなわけだから、清水さん始めここで働くスタッフは
牛1頭1頭に気を配ることができるのだ。

そんなふうに東京牛乳は作られるわけだから、評判が高いのも納得がいく。

期待が高まる東京牛乳を試飲し、カレーを作ってみることにしよう。


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(つづく)

カリ~番長<東京カリ〜番長とは?>

東京カリ〜番長は、カレーをコミュニケーション・ツールとして「ハッピーな空間」を作ることを目標に活動している出張料理ユニットである。日本各地のイベントやクラブなどに出張し、創作カレーを販売。「二度と同じカレーは作らない」ことをポリシーとしている。主に「調理主任」の水野氏名義で20冊近くの著書を発表しているほか、メーカータイアップの商品開発やカレー店へのレシピ提供など実績多数。

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