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東京カリ~番長の東京地産地消カレープロジェクト

その5 びっくりするようなおもしろい収穫。

中田さんは、お客さんたちに様々なアドバイスをして、
その畑を管理するかたわら、自身の畑も1区画だけ持っている。

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そこでは、中田さんなりの色いろいろな実験をしているという。

「たとえば、畝の数を増やしたり減らしたりすることで、
どのくらいの種類の野菜が育てられるのか、とか、
コンパニオンプランツといって、作物と作物の相性を考えて、
害虫駆除に役立ったり、栄養的に相乗効果をもたらしたりする
植え方を実験したりしているんです」


たとえば、
豆科の作物は大気中の窒素を地中に入れる働きをするから
要所要所に植えるといい、とか、大根、レタス、ブロッコリーは
相性がいいから並べて植えるといい、など。

そんな畑での実験のひとつとして、
遊び心たっぷりな試みを見せてもらった。

それは、畑の片隅に山と盛られたたい肥場に植えたじゃがいも、である。

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じゃがいもは本来、強い野菜なので、
土の条件がよくない場所でも育つが、
肥沃な土の中に植えたらどうなるか。


「収穫してみませんか?」という言葉に心が躍った。

たい肥場に上り、じゃがいものしっかりした茎の根元を引っこ抜く。

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ぼろぼろぼろっといった感じで立派なじゃがいもが次々と現れた。

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その後はすっかり童心に戻り、ひたすらじゃがいもを掘る。

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掘りながら思った。

「そうか、この喜びがあるから、農業は面白いんだ」と。


いただいたじゃがいもを使って、早速カレーの試作をしてみたいと思う。


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(つづく)

カリ~番長<東京カリ〜番長とは?>

東京カリ〜番長は、カレーをコミュニケーション・ツールとして「ハッピーな空間」を作ることを目標に活動している出張料理ユニットである。日本各地のイベントやクラブなどに出張し、創作カレーを販売。「二度と同じカレーは作らない」ことをポリシーとしている。主に「調理主任」の水野氏名義で20冊近くの著書を発表しているほか、メーカータイアップの商品開発やカレー店へのレシピ提供など実績多数。

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