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他愛もない小話から、取材のうちあけ話まで。エコレゾ ウェブ編集部が、毎日のあれこれを交代でつぶやきます。

いのくまさん

2010.04.14

先週末、猪熊弦一郎展「いのくまさん」に行ってきました。

猪熊さんと言えば、三越デパートの包装紙や
紙袋でお馴染みの画家。

diary-200414-01.jpg
こちらの包装紙。

我が家の本棚には、昔からいろいろな画集が並んでいたのですが、
小さい頃はたいていの絵の意味が分からず、興味も持てませんでした。
でも、鮮やかな色使いや、愛くるしい動物たちが溢れている
猪熊さんの作品には、私も子どもながらにすっかり魅せられ、
本を引っ張り出しては眺めていたのを覚えています。

今回の展覧会は、絵本『いのくまさん』に沿った作品、
約100点が展示されています。
そして、猪熊さんの作品世界へと導いてくれるのが、
会場のあちこちに書かれた、詩人・谷川俊太郎さんのことばたち。
例えばこんな。

「こどもの ころから えが すきだった いのくまさん
おもしろい えを いっぱい かいた」

ことばの通り、猪熊さんの作品は、とにかくおもしろいのです。
顔がたくさん描かれた作品は、パーツの並びによって
マヌケな表情があったり、シリアスな表情があったり。

ギャーッと全身の毛を逆立てて威嚇しているようす、
ダラーンと身体を伸ばして、何事にも無関心な姿など
猫を描いた作品も、特徴を捉えていてユーモラス。

また、スターウォーズにハマっていた時期の猪熊さんの絵は、
宇宙を題材にしたものが多いのですが、
大きなキャンバスに広がる青い世界の前に立つだけで、
まるで自分も宇宙空間で
フワフワ浮かんでいるかのような気持ちになります。

どこまでもまっすぐ、伸びやかな線で描かれた絵。
「絵って、こんなに楽しくて自由なんだよー」という
猪熊さんの声が聞こえてくるようで、
プププと吹出したり、ニヤニヤしたり。
すっかり笑顔にさせられました。

diary-200414-02.jpg

「いのくまさん」は7月4日まで開催中です。
動物の絵もたくさんあるので、親子連れでも楽しめると思います!
ぜひ、足を運んでみてくださいね。

(編集部:たな)
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