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ap bank fes'10 eco-reso talk digest report(1)

data : 2010.08.06category : ap bank fes
今年6回目を数えるap bank fes。初回から開催されている環境問題を中心にテーマを据えたトークステージ「eco-reso talk」は、いまやap bank fesの顔ともいえるイベントです。今年も、前夜祭を含め計4回開催されたeco-reso talk。日替わりで多彩なゲストを迎え、縦横無尽に、自由闊達な意見や議論が繰り広げられ、ライブ前の有意義なひとときとなりました。 エコレゾ ウェブでは本日から4回に渡って、全ての回の内容をダイジェストでご紹介します!

7月16日(金) 前夜祭・eco-reso+(plus)
ON A NIGHT LIKE THIS for HAITI 2
災害復興支援~わたしたちにできること


"災害復興支援~わたしたちにできること"と題した、前夜祭のトークイベントが始まったのは、夜の帳が降り始めた19時。本祭前の宵にもかかわらず、オーガニックフードエリアkotiに開設された大型テントには、立ち見客も列をなし、すでに満員御礼状態。熱気はむんむん。

「自分の場合、"歌をうたう"という能力を親から授かった。
このことに感謝をして、日常的に授かったものを活かしたい」
(salyu)


_MG_1591_300.jpgMCにGAKU-MCとサヘル・ローズさん、ゲストに小林武史、土井香苗さん、若旦那さん、Salyuさん、一青窈さん、登坂兄弟(登坂亮太さん、登坂太頼さん)を迎え、今年1月に起こったハイチ大地震の話から始まった。
この日ステージに立った9名は1つの縁でつながっている。
大地震後、翌2月に小林武史は渋谷CLUB QUATTROで支援ライブ「ON A NIGHT LIKE THIS for HAITI」を行い、救援金を寄付した。同時期、若旦那さんもすでに各地で「LOVE FOR HAITI」のチャリティイベントを開催していたのだ。
その後、紛争、貧困、病、人権問題、差別、自然災害など世界各地の困難な問題に、果敢に挑む挑戦者をフューチャリングする、NHKの新番組『地球ドキュメント MISSION』のテーマ曲の依頼が小林に舞い込んだとき、かつて共演したことのある仲間に加えて若旦那さんも誘うことになったそうだ。それはハイチ大震災に対するお互いの活動に共鳴する部分を感じたことも大きかっただろう。



「自分の足下、ローカルなことでも、やれることはある」(登坂亮太)

_MG_1623_300.jpgこの日のゲストであり、NHKの当番組でキャスターを務める、サヘル・ローズさん、土井香苗さんら自身も、挑戦者である。イラン・イラク戦争の戦災孤児のサヘルさんは、故郷に孤児院建設を目標に。弁護士であった土井さんは、国際的な組織HUMAN LIGTHS WATCHの日本支部の長を務め、世界各地の人権問題に奔走している。

「毎日がミッション」(若旦那)

集うべくして集った面々。中盤トーク内容は、「ミッション(使命)とは?」に移る。小林、若旦那さんのハイチへの支援活動を知って、サヘルは驚いたと打ち明ける。「日本人にも、そんな迅速な支援活動をする人たちがいるのだなと思った」と。

「もはや遠い国のことだからと対岸の火事にはできないくらい、僕たちの距離は縮まっていると思う」(登坂太頼)

登坂太頼さんの言葉を受けて小林が「ミッションというと大袈裟に聞こえるかもしれないけど、僕が持つ役割を果たしたいと思っているだけ」と話す。

「もっと現場に足を踏み入れたい。実感して動けることがあるから」(一青窈)

ステージ上のトークから、"支援だからと言って大上段に構えたり、躊躇したりしないで、今の自分にできることをやってみよう"という心意気が伝わる。一歩踏み出すことが大切。そして役割は違えども、みんな一人一人授かったものがあり、ミッションがある。――こんな想いが会場に溢れたところでエンディングとなった。

最後には、レコーディング以来、初めて顔を揃えたというキャタピラーが初ライブとして『足跡』を披露。もちろん観客は総立ち! 拍手の鳴り止まない、大盛り上がりの雰囲気のなか、ap bank fes'10 第1回eco-reso talkは幕を閉じた。

_MG_1560_630.jpg


(取材 井上晶子)


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