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ナオト・インティライミ、テントに挑戦!【前篇】

data : 2010.06.21category : アウトドア特集
ジメジメした梅雨があければ、いよいよ夏がやってきます。夏といえば輝く太陽に誘われて、外で思いっきり体を動かしたくなる季節。そこで、エコレゾウェブではアウトドアを大特集! 第1弾は都会の喧騒を離れて自然と一体になれるキャンプ編、そのなかでも「コツを知りたい」という読者からの声も多かった、テントの張り方にスポットを当ててご紹介します。


<つり下げ式テントに挑戦>

日差しも気持ちよい、梅雨入り前の爽やかな初夏の日。都内のとある公園に出かけたのは「テントなんて小学校のボーイスカウト以来!」というナオト・インティライミさん。ap bank fesのキャンプ内に常設される「eco-resoよろず相談所」で、毎年利用者の悩みを解決してくれているスタッフの須藤ナオミさんに、テントの張り方を手取り足取り教えてもらいました。
●テントを張る前に

naoto_1_01.jpg
須藤ナオミ(以下:須藤) まずはテントの選び方からはじめます。テントは1人用や3人用など、人数によって種類がわかれています。

ナオト・インティライミ(以下:ナオト) 独りよがり用とかね。

須藤 (笑)。ただ、人数の表示はメーカーによって差があるので目安程度に、タテ×ヨコのサイズや重さの表示も確認してみてくださいね。

naoto_1_02cap.jpgナオト なるほど。年齢や体格によって、入れる人数は異なってきますよね。

須藤 たて方でいえば、つり下げ式やスリーブ式。形でいえばドーム型やキャノピー型のように、テント自体のたて方や構造もさまざまなんですよ。今日はまず、比較的広々とした3人用のつり下げ式テントを張ってみますね。テントの道具一式も確認しておきましょう。ほとんどのテントが、ポールと本体、ペグ、フライシートにわかれています。ポールを忘れるかたが結構いますので、気をつけてくださいね。

ナオト ポールダンスを踊る用のね(笑)。

須藤 そうです、そうです。

naoto_1_03.jpgナオト 開始1分で面倒くさくなってません(笑)? ポールを忘れた場合どうするんですか?

須藤 応急処置で、竹でポールを作ったりしますよ。

ナオト 竹で!? すごいな〜。


●1 適した場所を選ぶ

須藤 道具を確認したら、次に張る場所を決めましょう。例えばフェス会場だと斜めになっているところがありますが、なるべく平らな場所を選ぶといいですよ。転がっている石も、取り除いてださいね。

ナオト 石で底がボコボコしていると、寝るときも辛いですもんね。

naoto_1_04.jpg須藤 ここで大事なのが、晴れていても必ず雨が降ったときのことを想定すること。水の溜まる窪地などは避けたほうが安全です。

ナオト 満潮のときに波がこないとかね。

須藤 大潮じゃないかとかも確認しながら。

ナオト ノるのうまいですね(笑)


●2 テントを広げ、ポールをジョイント(連結)させる

naoto_1_05.jpg 須藤 まだ本体はぺしゃんこにつぶれた状態ですが、よく見ると袋状になっているんです。
簡単に言うと「ポールに本体をひっかけて、膨らんだ袋の中で寝る」というのがテントの構造です。
ポールは折りたたみ式になっているので、ジョイントさせましょう。ポイントはジョイント部分を隙間のないようにしっかりと組み立てること。そうしないと強度がよわまってしまいます。


naoto_1_06.jpg ナオト ポールの組み立て、おもしろいですね! 僕、ポールのスペシャリストになろうかな?









●3 本体をポールに吊り下げ、自立させる

naoto_1_09.jpg須藤 まずは、縦のポールを組み立てましょう。本体の隅に付いているピンに、ポールの先端を取り付けます。カチッと音がするまでしっかりと入れてくださいね。縦のポールが完成したら、同様に横のポールを接いでいきます。大抵のテントは、複数のポールで構成されているので、お友達と一緒に力をあわせて、組み立てるのがおすすめです!



naoto_1_08-10.jpgナオト ポールってこんなに思いっきり力を入れてしならせても大丈夫なんですね。須藤さん、手際いいなぁ!

須藤 フェスの場合、ここまで組み立てたところで、ステージを観に行っちゃう人がいるんですが、離れている時に雨が降ってくると中が水浸しになってしまうので、最後まで組み立ててから出かけてくださいね。次は、本体とポールとを留め金で留めていきます。

ナオト あっ、すごい! もうテントのかたちになっているじゃないですか!



●4 本体をペグダウン(ペグで固定)する

naoto_1_11.jpg須藤 本体を地面に固定しましょう。よく地面に向かって垂直にペグを打つ人がいますが、これだと強度が弱いのでテントに向かって斜め60°から90°くらい傾けて。ペグの刺し方が中途半端だとつまずきやすいので、しっかりと根本まで地面に差してください。

ナオト トントントントンひげじいさん♪

須藤 懐かしいですね...。

ナオト できました! かなり固定されていて全然動かないですけど、ペグを抜くときはどうするんですか?

須藤 ナオトさん、ナイス質問です! ひとつのペグを抜いたら、ペグ同士で引っ張ればいいんですよ。

ナオト なるほど! アウトドアグッズって、無駄がないんですね。

須藤 ペグを打つときに、転がっている石とかを使う人がいますが、ペグの頭が潰れてしまうことがあるので、できればゴムや木のハンマーを使ってほしいですね。このハンマーを相談所に借りにくる人が多いですが、100円ショップなどでも手軽に買うことができます。


●5 フライシートを本体に掛けてペグダウンする

naoto_1_12.jpg須藤 フライシートとは、本体を覆う防水加工が施されたカバーのこと。本体から離して掛けることで、雨や風が中心に入り込むことを防ぎます。張りが悪いと本体がすぐ濡れてしまうので、しっかりピンッと張って本体とフライシートの間に空間をつくることが大事です。

ナオト こんなに引っ張っちゃって大丈夫ですか?

須藤 いい感じです! これによって、出入り口に「前室」と呼ばれる玄関も出来るんですよ。

ナオト 本当だ、家みたい! ここで靴を脱げるから便利ですね〜。

naoto_1_13.jpg須藤 あとは張り綱を張って、しっかり固定。はい、これでできあがりです!

ナオト やった、早速入ってみていいですか? 案外、広さがありますね〜! これなら、ゆったりくつろげそうです。天気もいいし、ここで寝たくなっちゃうな。



つり下げ式のテントが完成しました! どうでしたか?ナオトさん。「組み立てる間もキャンプ気分が盛り上がって楽しいですね。よし、僕もap bank fes'10ではテントで宿泊しよっかな〜」。と満足そう。見慣れない道具が多くて複雑な印象のあるテントも、実はとてもシンプル。ペグの打ち方やフライシートの張り方など、いくつかのポイントをおさえれば初心者でもスムーズに作ることができるのです。後篇では、つり下げ式と並んでポピュラーなスリーブ式テントにチャレンジします。キャンプを楽しむコツや、用意すると便利なアイテムなど、豆知識も満載です!

(撮影 今津聡子、取材・文 神田桂一)





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naoto_1_naotopro.jpgナオト・インティライミ
三重県生まれ、千葉県育ち。naoto_cd.jpg
世界一周28カ国を515日間かけて一人で渡り歩きながら各地でライブを行い、世界の音楽と文化を体感。『インティ ライミ』とは南米インカの言葉で『太陽の祭り』を意味する。ソロ活動の他、コーラス&ギターとしてMr.Childrenツアーのサポートメンバーに抜擢され、全国アリーナツアーや5大ドームツアー(全45万人動員)にも帯同するなど、その活動の幅を拡げ、飛躍的に知名度を上げている。今年4月、UNIVERSAL MUSIC/UNIVERSAL SIGMAよりメジャーデビューシングル「カーニバる?」を、5月にセカンドシングル「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」を2ヶ月連続でリリース。7月7日には、待望のファーストアルバム『Shall we travel??』をリリースする。9月からは待望の全国ツアーの開催も決定。 http://www.nananaoto.com/


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須藤ナオミ
ライターとして活動する傍ら、ap bank fesやFUJI ROCK FESTIVALなど数多くの国内野外フェスのキャンプサイトで、「よろず相談所」のスタッフとしてキャンプ参加者のサポートをしている。







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