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Band Act
レミオロメン

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午後5時15分――スクリーンにネクスト・アーティストの名が流されると、大きな歓声が沸き上がる。そう、今年で結成10周年を迎えた山梨出身の3人組=レミオロメンの登場だ。開口一番「短い時間ですけど一緒に楽しみましょう!」と藤巻亮太(Vo&G)が呼びかけ、3月に発表した5枚目のアルバム『花鳥風月』と同様「Starting Over」からキック・オフ。前田啓介(B)と神宮司治(Dr)の紡ぐ勇ましいリズムにあわせて、オーディエンスは一斉に腕を揺らしてレスポンス。思わず藤巻も「最高っ!」と叫んでしまう、壮観な眺めだ。続く「雨上がり」でも、タイトなバンド・サウンド、明滅する照明と相まって会場の熱はみるみる上昇。「もっと盛り上がるか! もっといくぞー!!」とさらに藤巻が煽って「スタンドバイミー」、そしてダンサブルな「明日に架かる橋」と畳み掛け、この日一番といえる一体感を生み出した(スゴい!)。後半戦もミッド・テンポの「花鳥風月」でフィールドを大きくウェーブさせ、最後は「自分の中の前向きな気持ちこそが(状況を)変えていってくれるんじゃないかなって。マジメに言ってますけど(笑)、いい感じにはっちゃけて下さい!」(藤巻)と、最新シングル「立つんだジョー」で何度目かの沸点へ! 変わらぬみずみずしさと、たゆまぬ探求による円熟――その双方を感じさせる、堂々たるステージだった。
(奥村明裕)

Back Stage Interview
レミオロメン

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――久々にap bank fesのステージに立たれて、いかがでしたか?

藤巻亮太(Vo&G)「2年ぶりというのもありますし、僕たちにとっても今年初めての夏フェスだったので、こうも気持ちいいものかと。青空の下で、お客さんと音楽でひとつになるというか。最高の気持ちを味わいましたね」

神宮司治(Dr)「自分らは今、ツアー中なんです。ツアー中って誰かのライブを観ることがなかなかできないんですけど、いろんなアーティストのライブを観ながら、自分たちもライブをするっていう醍醐味があって楽しかったです。また出てみたいです」

前田啓介(B)「梅雨もあけて天気もよいなか、3万人近いお客さんの前で演奏して、音楽で一緒に楽しむっていう、すごく贅沢な空間を味わえて本当に幸せだなって思いましたし。僕らは今年、他の夏フェスにあと何本か出ますけれど、ツアーで培っているこのライブ感やいい雰囲気を、夏フェスでも伝えられればいいかなって思っています」

――お客さんの感触は? ホームのように盛り上がっていましたけれど。

藤巻「そうですね。1曲目の"Starting Over"から、みんな解放されたいっていうか。お客さん自身も、青空の下で爆音で音楽を聴いて、日頃のたまっているものを発散したい、っていう気持ちがきっとあると思うから。だから、僕たちも出来る限り前半はアップテンポな曲で、わーっと飛ばして、とにかく楽しもうと思ったし。お客さんもそれに応えるように、はじけてくれてね」

神宮「そう。向こうのほうから波がきた感じで。うわーっとその波に僕らも乗って、もうひとつ高いところで音楽を鳴らすというか、混ざり合うというか。とてもいい時間でしたね」

――2年ぶりに出てみて、以前との違いや進化を感じたところはありますか?

藤巻「僕たちが、というよりap bank fesというフェスがお客さんの中に根付いているんだな、と。お客さんがライブを楽しみ慣れてきている感じがする。そこに乗っかれる僕たちが幸せだなって感じました。エコって固くないんだよってことじゃないですか、テーマが。だから楽しくできるんだよ、ということを音楽で言っているから。そういう意味で、どんどん垣根が低くなってる感じがする。そこが素晴らしいなって思うし。僕たちが音楽でできることはベストでやりたいなって思います」


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