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2009年6月26日

お米プロジェクト 第2回「お米づくりの、はじまり」

「ap bankお米プロジェクト」のレポート第2回! ap bank農業担当スタッフが石垣島に到着です!

ap bankのお米を作る田んぼap bankのお米を作る田んぼ

◆すごい農家に出会いました

真冬の東京から、季節がひと足先に進んだような石垣島に到着。そのまま田んぼに向かいます。今回、ap bankのお米づくりに協力してくれることになった、農家の大濱さんの田んぼです。

突然田んぼに押し掛けてきた私たちの姿を見つけて、トラクターから降りてきてくれた大濱さんは、小柄ですが真っ黒に日焼けして、厚手の作業着の上からでもはっきりとわかるがっしりとした体格には、何とも言えない迫力がありました。

「まあ、座って話をしようじゃないか」

そう言うと、大濱さんはそのまま田んぼの脇にどっかと腰をおろしました。私たちも言われるがまま、畔道にあぐらをかいて、ap bankのお米づくりプロジェクトの説明をはじめました。

黙って聞いていた大濱さんは、しばらく考え込んだ後、「よし、やってみようじゃないか」と重い口を開いてくれました。「詳しい話は、今日の夜、僕の家で話そう。今はまだ作業中だから」そう言って、すたすたとトラクターのところに戻って行ってしまいました。


◆無農薬栽培に挑戦!?

その夜、いろいろなことが決まりました。お米の作付け面積。田んぼの場所。栽培スケジュールは、2月17日に田植えをして、5月下旬に収穫する予定にしました。

問題は、日々の管理。やはり、遠く離れた石垣島に田んぼを借りて、自分たちで管理をするというのも現実的ではなく、日々の管理や作業は大濱さんに委託し、私たちは定期的に生育状況をチェックしたり、作業を手伝うことにしました。

そして栽培方法。一般的に有機栽培や無農薬無化学栽培、減農薬減化学栽培といった方法があります。もともと、ap bank fesのフードエリアでは、環境にも、身体にもやさしい食事を提供してきました。できれば農薬を一切使わず、「無農薬」のお米を作りたい、私たちはそう考えていました。


◆農薬を使わないのも、ある意味でリスクです

今回ap bankがお米を作る田んぼは、計画的な農薬の散布が指導されている地区にあります。ただでさえ気温が高く、虫も雑草も発生しやすいなかで、1区画だけ農薬を使わなければ、虫たちの絶好の隠れ場になってしまいます。

ということは、隣接する田んぼに迷惑をかける結果にもなりえます。無農薬でお米を作ることがどれだけ大変か、想像に難くありません。それでも無農薬でお米を作りたいということを、大濱さんにどう伝えようか......。

しかし、「よし、無農薬でやってみようか」と言ったのは、大濱さんでした。「大丈夫? できる?」とたずねると、「なーに、心配することないよ。農薬をまかなくていいぶん、手間が省けるんだから」。大濱さんは、そう笑ってくれました。

大濱さんが指導する学校水田大濱さんが指導する学校水田忙しい農作業の一方で、地元の子供たちのために学校水田の指導や、伝統舞踊の演技指導なども実施しているという大濱さん。お年寄りからは積極的に知恵をさずかり、それを子供たちに伝えていくのが、自分の役目だと言います。

「農業について実感したい」という私たちの気持ちは、そんな大濱さんと一緒にお米をつくるという形で進んでいくことになりました。

第3回に続く

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