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2009年7月17日

今年のフェスTシャツにまつわる、コットンのお話(後篇)

今年のap bank fes'09のオフィシャルTシャツに使われている、プレオーガニックコットンのお話。2回目は、いよいよ現地での生産が始まります。

◆現地でのサポート

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村の人が集まったプレオーガニックコットンプログラムの説明会です。オーガニック農法を始めるには、お金や農法の面で、負担がかかるため、個人レベルの努力だけでなく、それをサポートする仕組みが必要です。
一つ目のサポートは、農薬を使わないことで、収穫量が減り収入が落ちる不安を解消するために、オーガニックコットンと同等の価格で購入することを保証します。

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また、オーガニック農法の技術指導を行います。なにせ農薬を使い続けて2~30年。農薬を使わないやり方をみんな忘れ てしまっています。写真は、現地に生えているハーブなどを調合する、天然の防虫剤の作り方を教えている風景です。ニームという草を使いますが、試しにかんでみると、とっても苦くて虫が逃げていきそう!でも、インドの人は、たまに、歯磨きとしても使っています。

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また、第三者機関での認証も大切です。プレオーガニックコットンは、コントロールユニオンという機関の認証を得ています。3年間、無農薬であること、遺伝子組み換えの種を使っていないことが認証されて、始めてオーガニックコットンとなります。定期的に、農薬を使っていな いか、現地検査官が土の状態をチェックしています。写真は、土の状態を確認している検査官です。土の色、そして、堅さをみると、一目で農薬を使っているか、わかるといいます。

◆そして、収穫

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そして、秋、収穫の季節です。満開のコットンを見たことがありますか? わたしたちの洋服はコットンを摘むところから作り始められます。そして、オーガニック農法にトライした、プレオーガニックコットン一年目のコットンが集積所に集まってきた写真です。大地の恵みを感じる収穫の季節は、みな喜びと笑顔にあふれています。
このコットンが糸になり、布になり、ap bank fesのオフィシャルグッズになっていくのです。

◆2年目の種まき

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そして先月、2年目が始まるプレオーガニックコットンの種まきに行ってきました。「始める前は不安だったけれど、プレオーガニックコットンが支えてくれるこ とは知っていたからね。収穫はやはり20%くらい減ったけれど、農薬代もなくなったし、とてもうまくいったよ。」と村長さんは話してくれました。

そして、村の中でもまだオーガニックに踏み切れなかった人、そして、となり村の人に、プレオーガニックコットンの噂が広がり、今年はより多くの人がプレオーガニックコットンプログラムへの参加を希望しています。

ap bank fes'09のTシャツも、村の子供たちに手渡してきました。インドの子供の瞳は、純粋で、透き通るような笑顔を見せてくれます。

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そして今回の種まきには、あの現代美術界のアンファンテリブル・Chim↑Pomのエリイが参加。プレオーガニックコットン使ったあっと驚くプロジェクトが始動しています。その模様もeco-reso webでお知らせしていきますのでお楽しみに!

Chim↑Pom
2005年結成の新進気鋭アートグループ。渋谷のネズミを剥製にした『スーパーラット』や原爆ドーム上空に飛行機雲で「ピカッ」という文字を書いた『広島!!』などセンセーショナルな作品で注目を浴びる。紅一点・エリイはヘソピがキュートなカリスマギャル。


(撮影/中野幸英 構成・撮影/江良"クルーゾー"慶介)
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