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第2回 意外なところで嵐の被害が!?2009年11月 4日(水)

「じゃ始めちゃいますよ〜」と寒河江(さがえ)さん。

おとととと。われわれ取材班も慌ててカメラを構えます。

shuzen02-02-1.jpg

このスタンドに傘の先端を突き刺して作業するわけですね。
使い込まれてますね〜。

ちなみに寒河江さぁん。この傘、親棒(傘の要となる柄の部分)がボッキリと......。
かなりハデにやらかしちゃってますけど、持ち主はいったいどういう状況だったんでしょうか?

「あ、これね。昨日の嵐で電車も止まっちゃったり大変だったでしょ?
で、しばらくたって動き出したのはいいけど、
その電車にぎゅうぎゅう人が乗り合わせて、
満員状態のなか傘を持ってたらボキって折れちゃったんだってさ〜。
かわいそうだよね〜」

ですね〜。 意外なところで被害が出るもんなんですね。
人の重みでって考えると、満員電車の中って恐ろしい......。

「買って2週間くらいだったんだって、その傘...」

それは残念すぎる!
でも、肝心の親棒を折っちゃったんじゃ、テープとか接着剤で補修ですかね?

「そんなのすぐまたダメになるじゃない(笑)骨ごと取り替えんの」

え、そんなことできるんですか?

「あたりまえじゃない!(笑)」

......。私からすると当たり前じゃないですよ〜(笑) 凄い!

話をしながらも寒河江さんの手元は、さくさく動きます。

 

骨を止めている糸をはさみでパチパチ。
傘先端の止め具(陣笠)をとりはずして、ヤスリがけ。
傘の骨を傘生地からはずして、
あたらしい骨を差し込む。
ワックスが塗りこまれた特製の糸で骨と生地を縫いとめて、
止め具を戻して、傘の持ち手をはめて完成。


こんなボッキリだった親棒が、

shuzen02-02-2.jpg

こんな感じにほら! また新品同様に元通り!

shuzen02-02-3.jpg

寒河江さん、お見事!!

「そんなに驚く!?」と笑いつつも、
寒河江さん、ちょっと嬉しそう(笑)。

「じゃ、お次の修理は......」


あ〜、もうすでに次の修理に取り掛かってる!!

もう完全に寒河江さんペースですが(汗)。

このまま行ってみよ〜!(笑)

次回は、こんな人いるいる! と誰もが一度は目にしたことがある傘の修理をご紹介します〜。
第3回へつづく〜。

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