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修繕ばんざい

 

第5回 海老で鯛を釣る。2009年11月20日(金)

私が他の作業を見学している間、
右田さんは取り替えるカバンの新しい持ち手を準備してくださっていました。

ベージュの革の持ち手、これから使い込むほどにいい味を出してくれそう。

修理後の予想図を思い描くと、胸高鳴ります!

修理前の図はこちら。
このボロボロになった持ち手を見たら、当時新品で購入した母は嘆きそうです。

shuzen03-05-1.jpg


まずは、パーツの糸外し。

外れたら、縫い合わせる持ち手とカバン部分を接着剤で貼り付け、しばし待つ。

ミシン掛けのスタートです。

持ち手がカバン本体に縫いとめられたら、内袋も縫い合わせて......。

完成です!!

では、ここまでの一連の作業を動画でどうぞ。

 


ボロボロの持ち手と比べると変化は歴然。

shuzen03-05-2.jpg


見違えますね!! ありがとうございます!!!

壊れたものが修理されるという現場をこれまで拝見してきて、
もちろん驚きがありましたが、実際に自分の持ち物がよみがえると
もう一度使えるってことがこんなにもうれしいなんて!

「(笑)そうですか、それは良かったです〜」

今日は、長時間ありがとうございました!!

あれを見せて、これを見せてといろいろお願いしたんですが
終始、穏やかに対応してくださった右田さんやスタッフの方。

今回見せてくださった、丁寧な作業ひとつひとつにも
その人柄があらわれているような感じがしました。

後日、私の元におとずれた母に

カバンを見せたところ......。

新しくなった持ち手を目にし、

「あ〜持ち手、修理したの!? 
  あんたと行ったイタリア旅行思い出すねぇ。確かさぁ......」

と、旅行の思い出話を楽しそうに話す母親。
モノを修理しながら大切に使うことで、思い出も生き続けるんだなぁ
と実感したのでした。

無事にカバンを母の手に戻した私ですが、
手元に旅行カバンがなくなったということで
母が新しいカバンを買ってくれたのでした(笑)。

物を大事にするとこんなこともあるんですね〜。

さて、今回お邪魔しました、チャップリンさんは
こちらの戸越銀座店、そして武蔵小山店・久我山店の
計3店舗で営業されています。

ご紹介したカバン修理も、さまざまなタイプの修理にも
相談にのってくださるとか。

詳しくは、こちらのホームページをチェック!

チャップリン戸越銀座店

東京都品川区平塚2−18−8
AM10:00〜PM7:30(不定休)
050−5536−4521(インターネット受付専用)
東急池上線戸越銀座駅より徒歩1分


今回のカバン修繕レポートはこれにておしまい。
次回どんな修理の現場にお邪魔するかは、お楽しみに。

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