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修繕ばんざい

 

第1回 相棒、裏原に入院。2009年12月14日(月)

いっつもジーンズにスニーカーの組み合わせで現われる友人J。

単なるズボラというわけではなく、彼なりのこだわりがあるようで......。

「これしかないんじゃなくて、
オレは今このジーンズを育ててんの! わかる?」

はあ......。ひたすら履きつづけるJに正直あきれつつ、
胸のうちで「洗ったほうがいいのでは......」
とひそかにメッセージを送りつづける日々。

次の日、Jが別のパンツを履いて現れたときには
とうとう洗濯したか、と思い込み、

「やっぱりジーンズは、洗いたてのブルーがキレイよね〜」
なんて口走ってみた。

「ジーンズは履き倒して、傷や汚れをつけてナンボなんだよ!!(怒)
オレの相棒も洗ってんじゃなくて直してもらってんの!」

ゲッ、そんなに怒らなくっても(汗)。

Jの迫力に圧倒されつつ、
内心、ジーンズの修理をしてくれるところがあったんだ〜!!
と新しい発見に喜ぶ私なのでした。



さて、Jの愛する相棒が入院(!?)した先は
古着店が名を連ねる原宿エリア、通称"ウラハラ"。

たずねた住所は、ショップが立ち並ぶはざ間のビル2階。

こんなところに? と少々不安になりながら、
店舗名が書かれた扉をいざ開帳〜。

shuzen05-01-1.jpg


おやや〜! 意外とこぢんまり!(スイマセン!)

数台のミシンがあるほかは、普通のオフィスっぽい!



作業机で手際よく作業しているのが、直し屋 ベルベルジンの石井さん。

挨拶をする間も手は流れるように動きます。

「修理待ちをいただいているものがたくさんあって、
常にフル稼動で作業してます」


なんでも、石井さんはベルベルジンの古着屋で
販売をしながら修理を担当していたそうなんですが、
依頼者がぞくぞくと現れることから今年の3月に修理パートを独立させ、
直し屋ベルベルジンが設立されたんだそうです。

ジーンズ修理を望む人はそんなにいらっしゃるんですね〜。

「ジーンズはもともとタフでもちがいいんです。
修理をしながら、大事に履き続ければ、
半生ぐらいともにできる相棒のようなものですよ」


なるほど。Jのように、ジーンズ好きは
愛用の1本を長く大事に履き続けるわけですね。

でもあえて傷を付けたり汚したりして履くジーンズ、
そんなに修理する部分もあるんですか?

「もちろん。まずはこの修理から見せましょうか」

石井さんが目の前で広げてくれたジーンズ。

その大胆な壊れ方に
思わず笑ってしまったのでした。


次回は、いきなり大掛かりな修理が登場!? 
ジーンズならではの修理の仕方をご紹介します!

第2回へつづく〜。

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