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修繕ばんざい

 

第1回 変身ごっこ熱とコンパクト。2010年1月11日(月)

一族が一堂に会するお正月。

そこで話題の中心となるのはやはり、かわいい姪っ子や甥っ子の成長ぶり。

3歳になったばかりの姪っ子は変身ごっこ遊びに夢中なようで、
クリスマスプレゼントにもらったという
変身アイテムを片手に呪文を連呼しまくりです(笑)。

そんな姪っ子の姿に、
自分も小さい頃は変身コンパクトを片手に遊んでたっけ、
なんて懐かしんでいたわけですが次第に
「わたしのコンパクトはどこにしまってたんだっけ」
と気になり......押入れをごそごそ......。

「おお〜!」

幼稚園の帽子、クレヨンセットなど思い出の品々が詰まった箱から、
コンパクトを発見。

20数年という長い月日が経ちながら、きちんと取っておいた自分
(と捨てないでいてくれた親)に感動です(涙)。

早速コンパクトを開いてみましたが、
押すと鳴るはずの「トゥルトゥルトゥル」の効果音が全く聞こえず、がっくり。


昔のものだから壊れていてもしょうがないといえばそれまでですが、
ここであきらめては修繕リポーターの名がすたる! 

どうにかして、もう一度遊んでみたい!

ということで、前々から気になっていたおもちゃ修理をしてくれる
「自由が丘 おもちゃの病院」を訪問しようと思い立ったのでした。



さて、私が降り立ったのは東急東横線 自由が丘駅。

優雅なマダムたちで賑わう駅周辺のショップを通り抜け、
住宅地を歩くこと数分、とあるマンションの1室に到着。

インターホンを鳴らし、扉を開けて迎え入れてくださったのは、
自由が丘おもちゃの病院 院長の山田さんです。


おもちゃの受付は別の場所にお店構えがあるそうですが、
今回は作業を見せていただくということでご自宅にお邪魔します。

通していただいたリビング机にはすでに修理途中のおもちゃが数点。


椅子に腰をかけて、一息ついてから......、
「さて、今回直したいおもちゃはどんなものですか」
という山田さんのひと言からカウンセリングが始まりました。

私が持ち込んだコンパクトはこちら。

shuzen06-01-1.jpg


コンパクトを山田さんに手渡し、ひととおりフタを開けたり、
ボタンを確かめてみてから止めネジを外しておもちゃを解体していきます。

shuzen06-01-2.jpg


音が鳴る部分を、電圧チェッカーで電気が流れているか
念入りに確認していきます。

山田さんいわく、

「どこが壊れていて、何が原因なのか。
それを見つけ出す診察が一番重要だし、難しいんですよ」

なんだそうで、持ち込まれたものによっては
診察に一日中時間をさいてしまうこともあるそうなんです。

おもちゃを表から、裏からと診察されること数分。

「わかりましたよ!」と山田さん。

「内部で電気を伝える金具部分が少し錆びて、
伝導しにくくなっているんですね。あと、
電池を取り付ける部分の直列金具も錆びてしまってますね」

錆び、ですか?
ちなみに、直せそうですか(汗)?

「大丈夫だと思いますよ。換えの金具があれば」
と、机隣の引き出しから細かい部品が入った箱をごそごそ。

shuzen06-01-3.jpg


「これなんてどお?」と取り出した金具を、
あてがってみると、なんとピッタリ!

「何も加工をせずに使えるのは珍しいですよ。運が良いですね〜」

そんな山田さんの言葉に、早くも胸高まる私なのでした。


次回、元の変身音は一体どんな音だったのか!
引き続きコンパクト修理をお届けします。

第2回へつづく〜。

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