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第3回 熊吾郎、華麗にダンシン。2010年1月13日(水)

次に修理をするおもちゃは、こちら。

熊の体にモーターのような部品がくっついていますが......?

shuzen06-03-1.jpg


「これはツリーと、熊で組み合わさっていたものです。
クリスマスソングに合わせて熊が踊る、
っていう仕組みだったみたいなんですけどね」

へえ〜、踊る熊ってなんだか楽しそうですね。ぜひ見てみたい!

ところでこのダンシングベアはどこが壊れてるんですか?

「これ」

と山田さんがさした先には、小さい部品。

shuzen06-03-2.jpg


これ、ギアと呼ばれる歯車で、
歯車から歯車へと動きを伝えて動かすために
必要不可欠なもの。


写真左の歯車が壊れているものなんですが、
よく見てください。
少し歯がかけてしまっています。

で、右の歯車が山田さんが
新しく作り直した歯車。

歯車にも、サイズや歯の数などたっくさんの種類があって
全く同じものをみつけるのは難しいみたいです。

で、
「似たような部品を加工して、部品をつくりました」
とのこと。

似たような部品がないときは、一から手作りすることもあるんだそう。

おもちゃのお医者さんは、部品まで手作りしちゃうんですね!

「秋葉原なんかでも部品を探したりもするけど、
パソコンやテレビなど使わなくなったものから、
ほかでも使えないかって普段から部品探しは欠かしません」

そうやって、ストックを増やして備えておくんですね。なるほど。

新しく作り直した歯車は、

歯の大きさもぴったりと、受ける側の歯車にもかみ合ってます。

「ちゃんと踊るか確かめてみましょう」

筒状の空洞部分に熊をはめ込んで......、ネジをとめて

スイッチオン!

音楽が鳴りだしました。
軽快なクリスマスソング、
しかも熊が歌っているかのように口が動くんですが、
この歌声が予想外に結構ダンディー(笑)。

熊が口をパクパク、体を左右にクネクネ。
歌いながら、踊りながらツリーから出てきたり、引っ込んだりと
とっても楽しげな仕掛けです。

クリスマスシーズンのワクワク気分を
さらに盛り上げてくれそうなおもちゃ。

これは、壊れたままにしておくのはもったいないですね!

院長の山田さんも元にもどったおもちゃを前に表情もやわらか。


では熊の軽快なダンスを、そして山田さんの修理作業を
ぜひ動画でご覧ください。




次回、こどもの力強さにビックリ、
意外な壊れ方をしたおもちゃの修理をご紹介します。

第4回へつづく〜。

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