HOME > 修繕ばんざい > 第7回 溶かしすぎに注意。

修繕ばんざい

 

第7回 溶かしすぎに注意。2010年2月 2日(火)

さて、次なる眼鏡の修理は。

「これもノーズパッドの修理と同様、よく持ち込まれることの多い修理ですね」

フロントにテンプルを繋いでいた部分
(専門用語で智(ヨロイ)というんだそう)が、
ポキっと折れちゃってます。

shuzen07-07-1.jpg


「これは多分、眼鏡を踏んでしまって智(ヨロイ)がねじれてとれちゃったんでしょう」

この金具、しっかりフロントフレームに埋まっちゃってるみたいですけど、
これはどう修理するんですか?

「この金具も熱を加えてプラスチックフレームから取り除けるんです。
新しいものと交換できれば修理できます」

"折れちゃったらもう新調するしかないのかな......"
という人にはぜひ教えてあげたい情報ですね〜。

まずは、壊れた智(ヨロイ)を取り除くために
こちらのマシーンが活躍するとか。

shuzen07-07-2.jpg


智(ヨロイ)の突起部分をアームで挟み込んで、
高熱を伝えて一度プラスチックを溶かすんだそうです。

やわらかくなったところで、智(ヨロイ)を引き抜く。

でもこれ、熱を伝えすぎてしまうとフレーム本体も
ドロっと溶けて変形しちゃうみたいで、なかなか加減がむずかしそうな作業です。

伝次郎さんの手元にも緊張感が張り詰めるかと思いきや、
何事もなかったかのようにすんなりとレバーを動かします。

続いてぽっこりと穴のあいたところに
新しい智(ヨロイ)を埋め込みます。

テンプルとネジでとめ合わせたら、
完成。

shuzen07-07-3.jpg


伝次郎さんの迷いなく落ち着いた作業の一連を
動画でもどうぞ。


第8回へつづく〜。

バックナンバー

page up