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2009年9月17日

ミュージシャンを支えるトレーナーに聞いた! 元気のコツ 後篇

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前篇に引き続いて、ミュージシャンを陰から支える、トレーナーの林洋樹さんに、元気になるためのアドバイスをいただきました。後篇は、この時期にぴったり、夏から秋への季節の変わり目の健康管理についてのお話です。

ミュージシャンの方々も、夏の間は、野外フェスに参加したり、精力的にイベントをこなしたりなど、身体を酷使することも多いようです。林さんは、 ap bank fesなどの夏フェスやコンサートの楽屋で、マッサージルームを開設。ステージの合間のミュージシャンに施術し、元気にして、再びステージへと送り出しています。

「夏フェスの疲れで、気管支炎や腱鞘炎など、使う楽器によって、普段以上に身体に変調を感じているミュージシャンの方も多いですね。日焼けによる、体力の消耗 もあるようです。また、冷房で冷えて筋肉が硬くなり、身体のバランスが悪くなるため、ぎっくり腰を起こしやすい季節でもあるんです。程度の差こそあれ、疲れているのは、読者の皆さんも同じです。ミュージシャンにもお勧めしている、夏の疲れ解消テクを、ご紹介します」

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(1)冷えを解消する竹踏み
夏の間は冷房や、薄着、素足ですごしたりなど、想像以上に体が冷えています。シャワーでなくぬるめの温度の湯船に浸かり、体を温めることが大切です。そして、お勧めなのは湯上りに踏み竹などで足踏みをすること。50~100回踏むだけで、足先が温まることにより血液循環が良くなり、老廃物の排出を助けてく れます。また、足先が温まると眠りに入りやすく熟睡できます。

(2)弱った胃腸のために、鍋を食べる

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冷房の効いた室内で、冷たいものを食べたり飲んだりしていると、胃腸の機能が弱まってきます。そろそろ、涼しくなってきたら、体を活性化させ胃腸を整えるためにも野菜がたっぷり入った鍋がお勧めです。にんにくやしょうがをプラスすると、さらに腸が活性化されます。さらに、野菜の鍋は低カロリーなので、ダイエットに効果あり。食べないダイエットはストレスになって続かないので、お勧めしませんよ。食欲の秋ですから、旬の野菜をたくさん食べてくださいね。また、野菜は繊維が多いので便秘の解消にも役立ちます。

(3)酢の効果

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食後に酢のドリンク(黒酢・リンゴ酢など)を飲むのがお勧め。胃腸が活性化され、代謝が上がりお肌もきれいになります。夏の食べ物の代表として、冷やし中華やところてんなどがありますが、酢をたっぷりかけますよね。冷たいものでも、酢をあわせることで、代謝を下げないようにしています。

(4)手軽にできる指先マッサージ

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パソコンを長時間使ったあと、指先を触ってみると、冷たくなっていることがあります。長時間、同じ作業をしてると、血行が悪くなって老廃物がたまっています。そんなときは、片手を開いて、その指を反対の手の指でマッサージします。1本ずつ指の根元から指先に向かって、もう一方の指を滑らすようにしていきます。 手をこするだけでも効果があります。手軽にできる上に、高ぶった神経を休ませ気持ちを落ち着かせるので、ぜひ試してみてください。

(5)肌の疲れには、汗をかこう
最近は、ハイビジョンなどでテレビの画面が美しくなりました。出演するミュージシャンは、毛穴まで見えてしまうので、肌あれは気になるようで、肌についての相談を受けることもあります。この時期、日焼けや冷えによる血液循環が悪くなることによって、特に肌荒れが気になります。毎日、きちんと洗顔をしていても、毛穴の汚れまではとれないことが多い。毛穴の汚れは、汗によって毛穴から押し出すことが効果的です。水分をたくさんとって、歩くなど動いて汗をかく、浴槽につかって汗をかくなど、肌のためにも汗をかくことがお勧めです。

*編集部よりミュージシャンの疲れを解消するお仕事で、「林さん自身は疲れはたまりませんか?」との質問に、「自分の力の抜き場所を考えているので大丈夫。音楽を聴いたり、映画を見たり、友人とご飯を食べに行ったり、自分なりにリラックスできる時間を持つようにしています」と、林さんはにこやかに答えられました。参考にします!

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