SLAPPY(スラッピー)の続き
2010.07.04 02:49
そういえば、スラッピーの続きなんだけども、
前も言ったけれど、この話を思い出したのは、
lego big morlのレコーディングの時にスラッピーの話をしたんですね。
いまの時代って、コンピューターがあるので
物理的には楽曲の方向性とかアレンジとか音質音量のバランスなど
原理的には無限に試すことができるわけです。
無限にと言いましたが、一生やっている人はいないけれど、
ある程度のことまでは試すことができるという、ね。
このワンピースにはどんな靴が似合うかみたいなことは
お金や暇のある人、増して若かったりすると、
いろいろ試したくなるかもしれないし、
話を音楽に戻すと、ビートルズのデビューの頃って
確かトラックって4つしかなくて、まぁそこから増えていくんですけど
僕らがミスチルで『深海』を作ったり、
YEN TOWN BANDでアルバムを作ったりしたウォーターフロントスタジオでは
音質はアナログサウンドにこだわって、敢えて16トラックという
少ない数のレコーダーを使っていたわけなんですよ。
そういう少ないトラックでレコーディングすると
つまり何回もやり直したり、取っかえ引っかえできないので
初期衝動や最初にイメージするものが、研ぎ澄まされてくるのです。
で、その時のエンジニアプロデューサーが、僕にこう言ったわけです。
それは、YEN TOWN BAND『Swallowtail Butterfly ~あいのうた~』を
ミックスしている時でした。
続きは次回。
昨日のリハの模様