ブランド品
2010.11.10 23:41
農業で魅力あるものというのは、
たぶん今で言えば"ブランド品"です。
外国から輸入される商品に対して、
高くても買いたいと思える物、
魅力ある農産物を作る、ということでしょう。
魅力あるブランド商品は、
それこそ近隣国などでも売れると、
経済ニュースなどでもよく見聞きします。
だけど僕の会社で働いている社員の人たちと話していると、
特に若い独身の人などは、
例えばスーパーマーケットの野菜売り場に行くと、
大体一番下の棚が安く売っていたりするので、
そこからしか買わないというような人もいます。
異口同音で、大体価格のことが
食品を購入する時の重要課題になっています。
つまりTPPのことを考えた時に
少数のブランド品ができたとしても、
例えそれが少しずつ増えていったとしても、
少なくとも僕には根本的な解決にはならないだろうと思うのです。
じゃあどうやったら解決するのか......
魅力あるもの
2010.11.09 23:10
貿易自由化に対しての農業の問題は
そもそも農業だけ外すことが出来ないのか
と言った人が僕の周りにいたんだけれど、
それはできなさそうですよね。
なぜならば、農作物を輸出したい国、
工業製品を輸入したい国があるとして、
僕たちは工業製品を輸出したい、
だけど、農作物の輸入は嫌だと言ったら
まあ早い話、ヤな感じの国になるじゃないですか。
だから、自由化と言えば、自由化なんですよね。
そこで、いろんなメディアの中で取り上げている
特にTPPに反対する農業関係の人は、
国レベルで農業のことを考えるべきだと言っています。
しかし、いろんな識者がそうだと言っているのは、
いままでの助成金などで、いっぱい農業を保護してきたけれど、
「駄目だったじゃん」ということで、
つまり魅力あるもので中から変えていかなければならない
ということなんですよね。
ここで大体話は終わります。
つまり、お上ばかりに頼らないで、
魅力あるものを作らなければ駄目だということですよね。
ここで言う「魅力あるもの」というのが、重要な要素になります。
「魅力あるもの」とは何だろうか、ということです。
最近気になること
2010.11.08 22:07
ここのところ尖閣諸島問題に次いで、
と言っても少し遅れて次いで、TPP問題があります。
知らない人もいると思うから念のため言うと、
TPPとは、環太平洋戦略的経済連携協定から始まった、
世界の貿易自由化にまつわることであります。
よく日本人が、隣りの芝生的に引き合いに出す韓国などが
どんどん自由化を促進している、
それに比べて日本がどれぐらい出遅れているか、
というような話に対して、
自由化をどんどん促進させなければ、
日本は世界の孤児になってしまう、
というようなことが話のメインです。
そして、そこにどのメディアも付帯事項として付けるのが、
日本の農業問題です。
つまり、農業を自由化してしまったら、
ただでさえ関税などで支えている農業が
独り立ちできなくなってしまうという危惧です。
まぁこれだけ聞いていると、
前も同じような話をしていたよなと思う人も多いと思います。
事実、その通りです。
続きはまた次回。