小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

いろいろなto do

2010.08.14 02:28

カオスの季節を過ごしていると、
前から解ってはいるけれど、
自分がどれだけいろいろな異なる種類や次元の違う
to doをやっているのかと気づきます。

エイベックスの松浦君だったり、
僕よりももっと先輩の経営者や
リーダーの知人はたくさんいるけれど、
多分僕が一番種類の異なる仕事をし、
異なる分野に手を伸ばしているんじゃないのかなと思います。

特にこの国は、ひとつのことをやり遂げるとか
石の上にも何年だとか、そういうことを美徳とされているのに対して
全く不謹慎極まりない生き方をしているようにも思えます。

だけど、僕にとっての本業である音楽ひとつをとっても
正直言って、やりたいことがより思い切りやれるように
なってきているとも思うわけです。

ミスチルのステージにプロデューサーとして上がっても
本当に体を通して演奏ができてきているし、
プロデューサーとしても進化できている......
まぁ自画自賛モードはこれぐらいにしたとして、
とにかく根っこはチームプレイが好きで
その中でリーダーシップを取る立場の仕事が好きだったり、
向いているということから始まっているんですけどね。

それに、音楽が持っている感情が
この世界や命のダイナミズムみたいなものを映し出しているから、
そこへ司っているうちに、
つまりそれを理解して表現したり再構成しているうちに、
「あぁ、他と同じなんだ」と、気づいていっている
ということもあるのかもしれません。

いずれにしても取っ散らかり気味の日々だし
整理整頓のしなければ、ということで
せめぎ合いの日々であり、なかなか大変です。



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小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。