小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

1日目終了

2011.07.16 22:22

初日、僕にとってはすごく長い一日だったけれど、
やはりこのフェスでしか起こらないような力が、
満ち溢れていたフェスでした。
昨年は2ステージ制で、今年は1テージ制に戻したことも含めて、
これが本来の形なんだなと、個人的には改めて思ったところです。

1ステージ制に戻したのは、
もちろん今回震災の復興支援ということが第一に来るので、
その上で経済的な効率も考えたところはあるけれど、
でもそれは要因であって、
「あぁ、やっぱりこれで良いんだな」という感覚はありましたね。
それはともかく、あと二日楽しみたいと思います。

午前中のeco-reso talkで、
村井宮城県知事や辻元清美議員などと
復興のことについて話していたんだけれども、
ひとつ言い忘れてしまいました。

今日の午前0時に発表されていた、
Mr.Childrenの仙台公演決定という話です。
ずっとスタッフ共々探っていた開催を、
本当に決めることができて良かったという思いを
トークステージで宮城県知事に伝えようと思っていたんですけど、
すっかり忘れていました。

おそらくフェスのミスチルのステージで
桜井君の口からこの話をすることはないかもしれないけど、
つまりそれは、今はap bank fesでみんなとやっているからであって、
だけど、ミスチルのスタッフもap bank fesと同様、
本当に東日本にベクトルは向いています。
一応お知らせまでです。

明日も頑張ります。


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小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。