小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

ARIGATO

2011.11.02 22:28

いやぁ、焦り疲れました。
何かって言えば、東京デザイナーズウィークでの
パフォーマンスだったのですが
今日はナオト・インティライミが来てくれて、
予め「ARIGATO」という曲を作ろう、それをワークショップとして
公開しようと、発表しておりました。

なので、止めるわけにもいかず、やりました。
なかなかいい曲になったとは思うんだけど、
ナオトの最後サビの繰り返しは、ぐだぐだで、
僕が何回もマイクで「長い」と言ったのですが、
本人は気づかず、その辺で瞬間的な疲労の蓄積が起こり、
いまその疲労感が、軽い後悔とともに、僕を時折襲っています。

というのは、まるっきり冗談ではありませんが、
慣れないことではあったけど、まぎれもなく
僕の人生の初めての体験のような、
あからさまな感じであり、そういった意味では面白かったですよ。
そういうことにしておきましょう。

ナオト、ARIGATO。
ついでに啓介fromレミオ、ARIGATO。
昨日に続き、パーカッション奏者の朝ちゃん、ARIGATOゴザイマス。





東京デザイナーズウィーク初日

2011.11.01 23:54

インフォメーションすることを忘れていましたが、
「東京デザイナーズウィーク」に
ap bank Fund for Japanという名義でコラボレーションしています。

実は今日から始まりました。
今日は寒い中、大勢の人が集まってくれて、
初っ端一青窈さんとのコラボでした。
ぜひ会場に来て欲しいけれど、
解りやすく言えば、プラネタリウムのスペース。
そこにいろんな映像が映し出されて、
音楽とジョイントするという趣向になっています。

僕がプロデュースしていますが、
今回集まってくれたアーティストは、
僕の近場にいる連中が多くて、
みんなこのイベントの企画で、
被災地に「歌の炊き出し」という形で訪問しています。
これからもまだ続くと思うけれど、
循環を作れたらいいなと思っています。

実はめちゃくちゃ忙しい最中ですが、
そんな時にできることをやっているというのがいいんだな
と、そう思えるようなイベントです。
まだ終わってないけど。

明日はナオト・インティライミです。
軽く時の人なので、めちゃ混む可能性がありますが、
それを覚悟で来たいという人は、ぜひ。
明後日はSalyuです。ライブの前に、
宮台真司さんとトークも予定しています。

最後になりましたが、URLはこれです。




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小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。