横浜2日目
2011.09.04 21:21
日産スタジアム2日目が終わりまして、
帰路の車中でありますが、
すごく良いライブだったと思います。
が、ライブをやりながら、ちょいちょいと
いろんなことを思うんですよね。
その脳裏にちらちら浮かんでは消えることを
ここで列記することはすごく大変だけど、
少なくとも僕の近くでドラムを叩いている鈴木君なんかも
いろんなことが脳裏を行き交っているんだろうな、というのは解るんです。
それを全部上げると、みんなにがっかりされるかもしれないから
言わないけれど。いや、別にエロいこととかではないんですけど。
この後もしかしたら食べることになっている餃子のこととか、
果ては、あと何回ライブができるかな、とか、
そういえば途中でうっかり間違える気配が波のように襲ってきて
「あぁ、、こうやってアルツハイマーの兆候が現れるのかしら」
という妄想もありました。それぐらいの振れ幅です。
正直言うと、途中エネルギー補給がちょっと足りなくて
ややもうろうとしたところもあって、
そういう脳の活性化の仕方も大事なんですね。
アンコールで栄養ドリンクを一本飲んだんですが、
またエネルギー切れになってきました。
すいません。。
仙台〜日産スタジアム
2011.09.03 21:54
たったいま日産スタジアムでのライブを終えたばかりです。
すごく楽しんでライブがやれました。
リハーサルの時からいい感じだったんだけど、
それまでは、どんなタイミングで台風の影響を受けるのか
正直かなり緊張してましたね。
僕はうっかり気づかなかったんだけれど、
開演前に一雨きたらしいです。
が、それ以外は、本番中も雨は降らず本当にラッキーでした。
本当を言うと、4日ぐらい前から僕はかなり警戒して、
2時間置きぐらいに天気予報をチェックしていたんですよね。
もちろん、まさかの台風で中止にならないでほしいという理由で、
目を離せないということではあったんだけれど、
やっぱり大きな箱の野外って、
その時の環境にすごく影響を受けるし、
自然環境だけではなく、メンバーの体調なんかも含めて
全部その場に立ってみていいバランスになっていないと、
大変なことになる気がするわけです。
なにしろたった5人で、
もちろんスタッフの力が支えてくれているんだけど、
5人だけの演奏ですからね。
それで6万5,000人というのは、やりがいもあるけれど、
目に見えぬプレッシャーもあるということで、、、。
うまくいったライブの後に、ぶつぶつ理屈を述べておりますが。
実は昨日台風の最中ではあったんだけれども、仙台に行ってきました。
荒浜地区というエリアで、
ニュースなどで聞いたことがあるかもしれないけれど
津波で深刻な被害にあったところです。
実は初めて行ったんだけど、本当に広いフラットな平野なんですよね。
津波が海のそばにある防風林ごと、すごい奥まで押し流されてしまったのです。
そこへ何をしに行ったかというと、kurkkuやap bankで支援して、
他のたくさんのアパレル関連の会社などが
みんなで応援しているプロジェクトで
その名を「東北コットン」というのがあるのです。
津波で田んぼなどに塩がひどく入ってしまったところがあるのは
みんな知っていると思うけど、
そういうところは、なかなか作物が育ちにくいわけですよ。
そんな場所にコットンというのは、なんとか生育していくらしく、
繰り返しているうちに、その土地から塩が抜けていくらしいのです。
昨日はいろんな会社や団体の人達も集まって、
雨のなか草むしりをやったり最後に懇親会みたいなものをやったりして、
復興に向かってまだまだ見えないところもありますが、
助成金などを当てにして待っているだけじゃなく、
やれることをやっていこうと一歩踏み出した
荒浜地区の農家の人達や、それを支えようとしている
東京や関西のいろんな人達の思いは、かなり素敵でした。
宮城県の村井知事も、ap bank fes以来でしたがお会いして、
これから「東北コットン」のこともちゃんと見ていきましょう
ということを言ってくれました。
でも、なんか素敵でしょ、「東北コットン」って。
最初はまだ収穫が少ないかもしれないけれど
僕らにも回ってくることがあれば、
ライブグッズなどでも使っていけたらな、と考えています。
でも本当に、このツアーの最後が東北でやれるというのは、
すごくいい目標だなと思っています。
その前に、明日の日産スタジアムでのライブも
ばっちり良いライブにしますよ、もちろん。
このスタジアムツアー初の2デイズなんですが、
いい感じでやれそうな気配がしてます。
決まりましたね
2011.08.30 00:55
今日は、みっちりとミーティングがありました。
そこには、いろいろ来年以降の大筋も含まれていたんだけど、
なかなか忙しい来年〜再来年になるでしょうね。
なんて、人ごとみたいに言ったりして。
まぁしかし、いい感じです。
それに引き換え、
何の高揚感も必然性も感じられないままに、
野田さんが新首相になるんですね。
もう少し様子を見ていかなければいけないけれど、
僕は日本が今までやってきた経済の進め方で、
その上で疲弊してきている現状を直して、
画期的に上向きにしていける特効薬や処方箋は、
無い気がするんですよね。
僕らの捉え方を変えていかなければならない。
逆に言えば、捉え方を変えれば
全然実感を持った生き方ができるのではないだろうか、
という気がするのです。
3.11以降、僕らが、大勢の人がそう考えていたはずで、
少なくとも気づきつつあったはずなんです。
そこへ財務の得意な人が総理大臣になって、
やりくりしようとしていて、
そこで新しいビジョンが見えるかどうか、不安なところがあります
エネルギーシフトのことも、はっきりしたことを言ってないですしね。
ノーマークだったこともあって、
まだよく知らないということもありますが、
今日の段階では、次の総理になられる野田さんが
「いやぁ〜、蓋を開けてみなければ解らないもので、
素晴らしい総理になられたものだね」と、
2年後ぐらいに国民が思えるようになることを、
少なくとも今日のうちは願っています。