解ったこと
2011.08.10 02:27
昨日のブログで、あることが解ったと言いましたが、
それは、短期と中期の数字の捉えかたの問題だったのです。
結構関心ある人も意外と解っていないポイントだと思うのですよ。
この間、ニュース番組に孫さんが登場して、
いろいろ話していた中に、ふたつの論点があったわけです。
ひとつは、10年間でおおよそ3,500万キロワット
自然エネルギーが普及していっても、
一ヶ月一世帯あたり200円の値上げにしかならない、ということ。
もうひとつは、全量買取り制度で、
例えば、太陽光は40円ぐらいの価格から
スタートさせるべきではないか、と言っている孫さんの考え方。
これに関しては、普及していけば
どんどん単価が安くなっていくという話が、いつも添えられています。
ね、ちょっと悩むでしょ。
自然エネルギーの普及が進むと、
少しずつ電力料金が上がっていって、10年後に200円アップ。
だけど、太陽光はたくさん使えば使うほど安くなる。
太陽光に限らず、風力発電なども
増えれば増えるほど安くなると言われています。
どういう関連が段々上がるのと段々下がることにあるのか、
とぼんやり思っていたら、「あ、そうか」と解ったのです。
皆さんはどう思いますか?お解りでしょうか?
答えはこの後、、、という懐かしの古畑風ですが、
答えを言う前に解りやすく例えてみようと思います。
少しの静観
2011.08.08 15:35
おおよそこの国の民意は、脱原発、もしくは縮原発という思いから
そんなにブレていないのではないか、というところまできたのは、
ものすごく嬉しいことです。
ぬか喜びして良いわけじゃないけどね。
理由のひとつは、放射能がどれくらい危険で、
どれくらい安全か(安全ということはないんだろうけど)が、
おそらく1,000年単位でも解るか解らないかだと思うので、
特に命を受け継いでいくことに
直結した役割を持っている女性の視点が、
それ(放射能の得体の知れない感じ)を
受け入れられないだろう、ということ。
もうひとつは、この国の張りぼて感覚という体質。
それの最たる問題、酷い例が、
この原子力政策関連に集まっていること。
電力会社も、経産省内保安院も、一部の政治家や関連会社も、
どんどんボロが出てきて、
自滅していくというパターンが始まってるというか、
こちらが真っ当に見ていたら、
崩れていくことがほぼ決まっているな、という感じです。
東電の賠償額も、天文学的な数字になるらしく、
噂で、一説には100兆円という話も出ていると聞きました。
僕の方は、ミスチルのツアーの準備を含めて
音楽や仕事のことは、殆ど順調に進んでいて、
我ながらよく働いているな、という感じですが、
エネルギーシフトに関しての動きは、
いまはなんとなく様子を見ているという感じですかね。
MEECという、みんなの自然エネルギー環境会議の
第一回目である長野での会議も、
諸事情で行くことができなかったこともあり、
僕らの周りの動きでも、少し静観なんですかね。
詳しい人は知っていると思うけれども、
自然エネルギー全量買取り制度など、再生エネルギー法案が
いよいよ詰めの段階へ入っているということも聞きますが、
なにしろ短中期のバランスが大事なはずなんだけど、
そこの話し合いができていないよね。
で、最近もうひとつ解らない感覚があったわけですよ、
いろいろなデータを見るにつけて。
それが、突然あることが解りました。
今度ここで書きますね。
リハーサルやってます
2011.07.29 23:09
スタジアムツアーのリハーサルが
まるで普通に、当たり前の感じで始まっています。
ap bank fesで、あれだけ忙しかったので、
多少の疲れはあるのかもしれないけれども、
また新しい文脈で、楽しくリハーサルができています。
すごいことだよね。
ap bank fesで、Bank Bandの緻密なアレンジと
長く付き合っていたので特別に思うのだけれど、
ミスチルとしてのアンサンブルというのは、
よくできてきたなぁという思いと、
実際に可能性のレンジが広いというか、自由というか、
そういうのはあります。
つま恋でも感じていたけれども、
いまもリハーサルをやりながら、
大変だけれど、ある意味簡単だし、
約束事も多いけど、自由だし、という感じ?
それはそれとして、名前は敢えて伏せておきますが、
今後の政治にも関わる重要な方と、
本日一緒に会食をしました。
政治の世界も問題はあるけれども、
ちょっと感性を上げて見ていると、
問題の実態がまるっと見えたりするので
少し面白い社会になるのかなとも思えます。
とにかくこの世界に命を授かった以上、
そんなに特別で立ち入れないようなことばかりじゃ
つまらないですよね。
これから長く関わるであろう、
特にこの国のエネルギーシフトを中心に、
いろいろ面白い社会にしていきましょうよ。