小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

広島〜さいたま

2011.05.07 23:30

この間の広島公演の後
久しぶりに原爆ドームへ行き、資料館にも足を運びました。

あらためて核爆弾という得体の知れないパワーと
それを実際に広島という町で使用し
実験台にしたという無謀な試みに
深い嫌悪を感じ、同時に悲しくもなりました。

資料館の奥には放射能に関するブースがあり、
いまは時節柄と言ってよいものだろうか、
そこには人溜まりができていて、
みんな資料やそこに記載されている文章の前で
立ち止まっていました。

以前からだとは思うけれども、
記載されていた文章には、放射能が人体に与える影響は
広島の原爆が初めての例なので、まだ解明されていない、
というような内容の記述がありました。

先日京都大学の小出裕章先生と対談しまして、
直に記事も掲載されるので、ぜひ読んでみて欲しいのですが、
僕らが手を出していいと言うには、
あまりに生き物との相性が悪いもののようです、放射能というのは・・・。

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上のブログはしばらく前に書いていた文章で、
遅れて掲載させていただきました。

というわけで、今日はさいたまスーパーアリーナ初日でございました。
いつにも増して、密度の濃ゆいライブができたような、
・・・そんな気がしています。
僕は割と即出に近い感じで、車で会場を離れたのですが、
たくさんの歩いているお客さんが満足そうに歩いているのを見て、
思わず窓を開けて、「どうだった?」と言いたい気持ちになりました。
まぁつまり、"してやったり"に近い充実感があるという、調子にのった感じです。
明日もあるので、早めに寝ます。
いろいろあるけれど、ミスチルのライブをやっている時は
申し訳ないけれど、楽しいです。

あ、そういえば思い出しました。
以前からap bank Fund for Japanでボランティアを募集していますが、
予想していたことではあるけれども、
ゴールデンウィークに向けてすごく応募が集まっていたのですが、
どうしても終わった以降は希望者が減ってきているのです。一部で、
「ゴールデンウィークの間は、混み過ぎるために、一般ボランティアはお断り」
というニュースでも流れたためか、明けてからぐっと減少傾向にあるようです。
実際のところ、まだまだボランティアの人達の力が必要です。
もちろん仕事や学校があって、参加しにくいのは理解しています。
金曜日の夜に出発し、月曜の早朝に戻るという
ハードなスケジュールではありますが、
この間も参加した人達の顔をこっそり見ていたんだけれど、
すごい充実感が伝わってきました。
うちのスタッフも、まだまだこれからもやろうとしています。
新しい交友関係も生まれているようですので、
我こそはと思う人は、ぜひ参加してください。



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小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。