少し遡って話します
2012.02.23 02:08
そもそもfood kurkkuがなんでできたかを話すと、
少し話を遡らなければならないかな。
そもそも平たく言うと、「ap bank」はお金の使い方で
サステナブルな未来をイメージするみたいなことがあるわけですが、
その消費意識を変えていくために取り組んでいる、
いろんな方々に融資するということをやっていたわけで、
その後、その実践の場であり、自分たちが責任を負っていく
モデルケースをつくろうということになって、できたのが「kurkku」なのです。
(前にも言いましたが、kurkkuの資金の出所は、ap bankではありません)
kurkkuで何をやるかと考えた時に、
僕の中で音楽の次に実感として伝わるのは、
というか、そもそもそれがないと生きていけないという前提としては、
より強くもあるのが「食」なわけで、僕らはまず最初に、
食の大きな循環の中の消費部分にできるだけわかりやすく、
だけど、比較的立ち上げやすいものとして、
kurkkku kitchenというレストランから始めていったわけです。
その時から僕の頭の中には、いま僕らが提唱している
Food Relation Network(フードリレーションネットワーク)
という構想がありました。
その後、生産にいよいよ参加していくことになる
農業法人「耕す」ができました。
そして、今回の「food kurkku(フードクルック)」という
スーパーマーケット的な存在ができる必然が生まれたのです。
これで循環の輪が段々と密度が濃くなっていくというか、
そこで働く人や、消費してくれるお客さんも含めて、
いのち・食の循環が、少しずつ感じられるように
なっていくんだと思っているのです。
続きはまた明日。