小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

二日間の福島滞在について、

2012.09.10 23:47

今日レコーディングが一段落して、
いま酔っぱらってますけれど
福島のことに想いを馳せてみます。

当たり前だけど、同じように生きている人達がいて、
僕よりも年配の人も、もちろん若い人も、
地域によって集まり方は異なるけれども、
みんな希望を持って生きています。

本当は希望を持って生きる事以外に
何も無いじゃないかというか、
という声がどこからか聞こえたような気もします。

音楽で言うと、ブルースの響きに近いものを感じます。
ブルーノートという旋律やブルージーというニュアンスは
正しい楽譜上の正しい音符には収まりきらないものなんですよね。

印象に残ったのは、
そのエリアの通行止めの物々しさと、ゴーストタウン。
密かに有名になっている高線量ポイントと、
それでもそこに希望を持っている人達です。

何が正しいか間違っているか、
というよりも、また行ってみようと思う。



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小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。