小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

初日を終えて

2012.12.15 21:32

起伏や凹凸や急斜面だったり、
超俯瞰のアングルだったりを使った
時間軸の上にできあがった、
何次元かのテーマパークみたいなものなんですかね。
今回のライブは特に。

自分たちで作ったはずなんだけれど、
僕がまず先陣を切ってそれを旅してたような感覚があります。
今日来てくれた大阪の皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか。
ご意見、ご感想などお待ちしております。



いよいよ

2012.12.15 16:04

長らくブログ休んでおりましたが、
その原因の多くを占めていることは、
「これ」の準備だったというものが、いよいよ始まります。

言わなくても解ると思いますが、一応言っておくと
ミスチルの20周年最後のイベント、
[(an imitation)blood orange]Tourです。

大阪に観に来る人達、ぜひ思う存分楽しんで下さい。

僕的に、プロデューサー的に敢えて言えば、
新しい歴史の1ページが始まると言っても過言ではないツアーです。

終わったらまた書きます。

ご無沙汰でした

2012.11.10 12:58

来月からのツアーに向けて、スタジオに入っています。
楽しいです。
ところでご無沙汰でした。
いろんなことが結果的に順調ですが、
やはり見直したり調整したり、いろいろ大変なこともあるわけです。
でも演奏している時が一番楽しいかな。
もっともっと演奏する時間が増えるというのも想像しているのですが、
やはりプロデューサーの性根というところもあって、
演奏活動だけとは言えないのが、僕の人生なんです。

皆さんは何を望んで生きていますか?
もちろんそれぞれなんでしょうけど、ミスチルファンならば、
(一度近しい人からの話を聞いたことがあるのですが)
コンサートでずーっと曲を聴き続けていたい
ということを聞いたことがあるけれど。
他は、平和な社会を願うとか、
少し前は「日本の復興」という言葉が出ていたかもですが、
今はちょっと離れたしまった感があるかもね。
脱原発もその類いではあるでしょう。
僕ももちろんそのことを願っているし、
情報も相変わらずウォッチし続けているけれど
やはり現実は複雑なんですね。

今度もうじき来るであろう解散総選挙は、
第三極の台頭もどうなるかわからないけれど、
いずれにしても、右寄りとか左寄りとかが
ごちゃごちゃにならざるを得ないという現代を象徴している。

ひとつの公式や方程式、
イデオロギーやマニフェストで解決できるわけがないので、
最低限ちゃんと反応していこうよ、と思うわけで。
でも頼りない、見通しが立たない、覇気がない、正義がない、
根本がない、物語がない、意味が分からないなど、きりがない程
ネガティブアピールがはびこる社会で、その欠損を埋めるべくして、
今いろんなことが吹き出そうとしているという感じがします。
そんな時こそ、自分の中にリズムとハーモニー、
どんなことでもいいから持てるといいんじゃないかな。



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小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。